こんにちは!しゅうです。
定年まで転職せずに同じ会社で働き続ける人が大多数だった一昔前と比べ、現在ではキャリアアップを目指し、若くして転職に踏み切る人が増えています。
私の周りでも、転職に迷っている方、自分はこのままの働き方でいいのかと考えている方は多いです。
重要度
- 転職に迷っている方
- 自分はこのままの働き方でいいのかと考えている方
- 転職関係なく全ての社会人、学生
が知っておいて損はない内容だと思います。
今回はこちらの本を参考にしております。
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私自身も医療業界で働いております。
医療業界は比較的安定している職業であり、国家資格を持っているので全国どこでも働くことができます。
私自身も28歳になり30歳も目の前に差し掛かってきて、自分のキャリアや人生について真剣に考える時間が増え、このまま医療業界で働く人生か、もしくは違う業種へ転職をするのか、結構考えて転職することにしました。
マーケットバリューとは自分の市場価値
この本を読んでまず、抑えておきたい内容はマーケットバリューの高め方についてです。
マーケットバリューとは、簡単に説明すると「自分の市場価値」のことです。
あなたの市場価値は高いですか?低いですか?
まずはここから理解する必要があります。
マーケットバリューを構成する3つの要素
マーケットバリューを構成する3つの要素 はこの3つです。
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
以下の9つの質問は自分の市場価値を測るためのものです。確認してみて下さい
①技術資産
Q1 会社を変えても価値のあるスキルをどれだけ持っているか?
Q2 そのスキルの「賞味期限」はいつまでか?
Q3 他の会社でも通用する「レアな経験」がどれだけあるか? その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか?
②人的資産
Q4 社内に、自分が会社を変えても、喜んで力を貸してくれる人が、どれだけ存在するか? その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
Q5 社外に、自分のために喜んで力を貸してくれる人物がどれだけ存在するか?
Q6 その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
③業界の生産性
Q7 自分が所属しているマーケットの「一人当たりの生産性」はどれだけ高いか?
Q8 自分が所属しているマーケットに今後の「成長性」はあるか?
Q9 今後、どれだけ「自分の市場価値」は成長が見込まれるか?
9つの質問いかがでしたか。
俺、全然市場価値ないじゃん、私意外とあるかもと人それぞれ感じていると思います。
それぞれ分かりやすく解説していきます。
技術資産=「どんな会社でも通用するスキル」
技術資産とは、「どんな会社でも通用するスキル」のことです。
と言われても、なんだ?と思われるかもしれません。
もう少し詳しく言うと、「専門性(職種)」と「経験」のことです。
例えば、法人向けの営業マンと管理をやっていたことがある人であれば、
- 法人向けの営業という専門性
- チームマネージャー
この2つがあなたの技術資産になります。
人的資産=人脈
人的資産=人脈です。
あなたの周りに人脈やたら広くて、いろいろな情報を持ってたり、人間関係で仕事を取ってくる人いませんか?
これが人的資産です。
そんな人が多い→人的資産があるということです。
業界の生産性=一人当たりの粗利
業界の生産性=その業界にいる人、一人当たりの粗利です。
広告や金融、保険業界はだいたいどこの会社も給料が高いですし、飲食やウェディング業界はだいたいどこの会社も給料が安いです。
残酷な話ではありますが、儲かる業界、もしくは急成長している業界に所属しているかどうかでもマーケットバリューは変わってしまいます。
技術資産や人的資産が高くても、そもそもの産業を間違えたら、マーケットバリューは絶対に高くならないです。
このことは職業選びに非常に大切です、高校生の時に知りたかったです(笑)
マーケットバリューを高める方法
結論は上司を見て働くか、マーケットを見て働くかです。
ここまでマーケットの話をしてきたので分かると思いますが、上司を見ているAさんがいたとします。この方は会社が潰れたら生きていけないです。
しかし、マーケットを見ているBさんはどこだって生きていけるということです。
具体的に出すと
- 会社の上司の顔ばかり気にして働く人は、マーケットバリューは低くなる
- 目の前にいるお客さん悩みを解決しようとして働く人は、マーケットバリューは高くなる
ということです。
これを肝に銘じて日々の仕事をすることが大切です。
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人生は有限です。どんどんチャレンジしていきましょう!
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まとめ
「他人の作った船に、自分の人生を預けるな」
自分の人生は自分で選択し決断していきましょう。
北野唯我さんが書かれた『転職の思考法』の中の、「マーケットバリューの高め方」というポイントについて解説させていただきました。
マーケットバリューとは
人的資産=人脈
業界の生産性=一人当たりの粗利
どんな本でもそうなのだけれど、読む前と読んだ後で「変化」があるものが良書だと思ってます。
この本はまさに転職、ひいては仕事をすることについて変化をもたらすものであると思います。
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